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社会人2年目

2017年05月13日

 社会人2年目の方々に、早期のリーダー研修を実施する機会をいただきました。

すっかりビジネス化した”就活”により、学生時代から、さんざん自己分析を重ね、熟考の上、就職した皆様。しかしながら当然のこと、イメージと現実には乖離する部分があり、思うほど成果を出せない自分へのいら立ち、親切に接してくださりながらも、どこか期待と違う先輩方のサポート、尊敬できるものの距離が詰まらない上司、そして、大きすぎて全体がつかめない会社の存在等に日々向き合っておられます。

壁を目の前にすると、その高さ以外は、何も見えなくなってしまいます。しかしながら、少し後ろに下がって距離をとったり、別の角度から、さらには上から見れば、もはや壁など存在しません。

しんどいときこそ、直前のものしか見えなくなっています。まずは、今の視点を少し変えてみる。そこに現状のブレークスルーのヒントがあるに違いありません。

ゴールデンウィーク

2017年05月07日

 今年のゴールデンウィークは、長いところでは9日間のお休みという、大型連休となりました。

気候も良いこの季節、日ごろの疲れをリフレッシュするには絶好の機会です。普段、会社で接する方々とは違う、学生時代の友人や親せき、またご近所の方等、様々な方との触れ合いも増える時期。価値観の異なる方々との触れ合いは、凝り固まった自分の物の見方をリフレッシュするにも最適です。

特に仕事においては、どうしても左脳優先で日常を送りがちですが、価値観の異なる方々と交流を深めていこうとすると、理屈優先ではなく、右脳を使ったアプローチが求められます。右脳に新たな刺激を与えることは、また左脳を活性化させていくことにもつながる。

心身ともにリフレッシュした結果、新たな実りが得られる。まさに、ゴールデンうぃーくと呼ぶにふさわしいものです。

ポケモン型と呼ばれて

2017年04月29日

 お客様先の新入社員の方々に、お話する機会をいただきました。

毎年恒例の新入社員のネーミングでは、ポケモンGO型と命名されている皆さん。実際にお会いしての印象は、様々に思うところがありましたが、やはりこの数年一貫して感じている、情報量の多さが一番強く心に残りました。

幼少期より大量の情報の中、当たり前に“検索”と向き合ってこられただけに、“知っている”ことがとても豊富です。

この“知っている”情報を、“活用する”情報に変えていくことが仕事において求められること。そのための考え方や取り組み方について、お話をさせていただきました。

キャリア自律

2017年04月22日

 キャリア教育が日本で取り上げられるようになって、久しいですが、いまだ“キャリア自律”という発想が定着しているかというと、疑わしく感じます。

キャリア自律とは、すなわち、自分の未来を自分で作り上げること。しかしながらどうしても、我々は“会社”に自分の未来を委ねてしまいがちです。会社の指示通り動いていれば、自ずと自分の求める未来が手に入ると思ってしまう。

市場が無尽蔵に拡大し、先行き予測がつくのであれば、そんな未来も可能かもしれません。残念なことに、我々が今仕事をしている世界は、急激な変化の中、変わること、進化することを常に求められている。それも、どうすればよいのか正解が見えない中で、スピード感を持って動かねばなりません。

そんな中で、自分は、どうしたいのか?どうありたいのか?キャリアの世界では、常に“答えは自分の中にある”と考えます。

不透明で不確かな今だからこそ、あらためて、自分の中の答えと向き合いたいものです。

選抜リーダー研修

2017年04月16日

 お客様先で、選抜リーダー研修が始まりました。

各部署から選び抜かれた将来の幹部候補が、これからしのぎを削る研修。それでなくとも、多忙な中に、課題が満載の研修が加わるわけですから、その負担感は半端ありません。

とはいえ、それを負担と考えるようなメンバーであれば、そもそも選抜には至りません。自らが成長するチャンスとして捉え、実際に活かしていくことができる。だからこそ、期待を背負い選抜されているのです。

横並び発想の日本企業においては、階層別研修に代表されるように、ともすれば横並び・全員同じ研修機会を提供するという発想になりがちです。

機会が平等に提供されることは、素晴らしいことではあるものの、個々の特性が違うのであれば、それに応じた機会が提供されるべきであり、その機会は待っているものではなく、自ら作りだしていくもの。

今回の選抜メンバーは、まさに、選抜されるべくして、ここにあるのです。この研修が終了するときに、どんな成長を見せてくださるのか、今から楽しみです。

キャラクター捕獲ゲーム型

2017年04月09日

 毎年恒例の春の行事ともいえる、日本生産性本部さんの新社会人のネーミング。今年は、「キャラクター捕獲ゲーム型」と発表されました。

売り手市場の中、比較的安易に就職できた=うまく、キャラクターを捕獲できた。という特徴からのネーミングのようです。その一方で、次々とキャラクターを求め歩くさまを、飽きやすいと表現。このため、早期離職につながらないよう注意する必要があるといった意味合いも込められているようです。

この発表については、確かに、単純にタイプにはめ込むべきでないといった批判的なご意見も多いようです。とは言え、少なくとも新入社員の方々がどのような世相の中で育ってこられたのか、理解するには参考になる発表だと感じております。

マネジメントにおいて、基本はあくまでも「個」と向き合うこと。その「個」がいかに育まれてきたか、理解するためには、その背景を無視するわけにはいきません。

最強ワークライフバランス国家

2017年04月02日

 デンマークを訪問していました。

デンマークと言えば、OECDのレポートで世界最強のワークライフバランス国家と言われていますし、先進国の中では、幸福度も最高と言われています。マタニティリーブはもちろん、ファタニティリーブも当たり前。まだまだ男性の育児参加が難しく、働き方改革が問題となっている今の日本にとっては、まさにモデル国かもしれません。

デンマークでは、消費税は25%という高額ではあるものの、一方では、医療費無料、出産費無料、教育費無料。学校はテストの場ではなく、将来自分がどうありたいかを考える場。小中学校の期間を掛けて、子供たちは自分のことを考え抜き、育っていきます。同性婚も認可され、国外から多くの移民の方も居住されています。

優れたシステムが柱にあっての、本日の姿であることは確かでしょうが、実は何よりすべてを支えているのは、「共生」の精神。

みんなが幸せに暮らせるのならば、自分に見返りがなくてもいいと考える精神により、例えば高額所得者の場合は、多額の納税を行いながらも、自らは年金を受け取れないケースさえ発生します。それでも、「共生」の精神がそれを許容するのです。

つい、表層的な仕組み改革に走ってしまうワークライフバランス国家への道ですが、何よりまずは、原点回帰が必要なのかもしれません。

社会生活がスタートして

2017年04月02日

 お客様先の、新入社員の方々にお話をする機会をいただきました。

ポケモンGo型と言われる今年の新入社員の方々ですが、お目に掛かった方々は、皆さん熱意溢れる、素直、前向きと、これからが期待される方々ばかりでした。

その一方で、すでに他社の方々からは、新人研修に休みがちな方々や、早々に反応が悪くなり、無気力になってしまわれる方々のお話もお聞きします。

新入社員の方々にしてみれば、様々な期待と希望を持って社会人生活をスタートし、そろそろ、慣れ始めるとともに、いわゆる理想と現実の差を痛感する時期であり、一方、指導側にしてみれば、当初はかなり配慮をしていたものの、それが少しずつ変化している時期なのかもしれません。

5月病と言われる言葉がありますが、様々なトラブルが散見されるようになるのも、この時期です。

それだけに、改めて初心に返って、双方が理解を深めるコミュニケーションを見直したいものです。

経営セミナーにて

2017年03月26日

SMBCC様主催の「経営セミナー」にて、大阪・東京と続いて登壇させていただきました。

このセミナーは、経営幹部の皆様にむけて、幅広く実務的に経営を学んでいただくという8か月に渡るセミナーです。プログラムは、ディスカッション中心であるとともに、座学だけではなく、視察や合宿等も含まれています。

特徴は、創業者一族の方々や次期経営トップの方々が多くお出でになるということ。いつご自身がトップを担うことになるかという緊張感を日々お持ちの方々だけに、セミナーに向かわれる姿勢も真剣そのもの。セミナー終了後にも、様々な質問をいただき、その真摯な姿に頼もしさを覚えました。

この手のセミナーは、たいてい30-40代の男性中心になりがちですが、いまや、20代の方から、女性の方々はもちろん、60代の方もおいでになり、個々においても多様化が進んでいることを感じるセミナーでした。

上手なほめ方・叱り方

2017年03月19日

 関西生産性本部様にて、「上手なほめ方・叱り方」についてのセミナーを開催いただきました。

毎度のことですが、本セミナーは、あっという間にお申し込みがいっぱいになるテーマ。いかに職場において「ほめる・叱る」が課題になっているのか、改めてその重要性を感じます。

自分自身もそうですが、今、上司の立場におられる方々はまさに、職場においては”ほめられる”よりも“叱られる”ことのほうが、記憶に残っている方々であり、さらにその叱り方も、今なら、たちまち“パワハラ”といわれかねない形での叱りを経験されておられます。

それだけに、この「ほめる・叱る」については、その重要性を理解し、NGを理解していても、いざ実践となると、それは別のお話となってしまう方々が少なくないようです。

とにかく“実践”に重きをおいた1日のセミナーでしたが、さすがに日頃上司として御活躍のみなさんだけに、お互いの1日の健闘を自然にほめてくださっていたお姿がとても印象的でした。