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ミレニアル世代

2018年07月28日

 今週は、フランスに出張しています。

マクロン大統領の側近の暴行事件により、大統領の求心力の低下から最大の政治的危機と言われているフランス。この地においても経営者の方々とお話をしていますと、日本の経営者の方々と同じく、ミレニアル世代の話題が多く出てきます。

優秀ではあるものの、ネット中心の世界の中に生きていて、汗を流さない。特に人間関係において、バーチャルの関係に満足を覚え、元来フランスの方々が大切にしてきた“社交”を軽んじて、小さな世界に満足してしまうというのが、 彼らのミレニアル評。イオンやららぽーとで一日を過ごす日本の”イオニスト”や“ららぽーたー”評にも通ずるものがあります。

目の前の違いを嘆いても始まらず、いかに彼らと共に結果を生み出していくのかが、経営者の腕の見せどころ。改めてダイバーシティマネジメントの重要性を痛感します。

コミュニケーションによる男女差

2018年07月21日

 男性脳・女性脳という言葉がありますが、生物学的に男女の脳には違いがあるというのは有名な話です。

それがゆえ、コミュニケーション一つとっても、大きな違いが現れます。男性に比べて、女性は、いわゆるおしゃべりが得意。一つの話題をいかようにも広げて話が盛り上がります。

男性にとってのコミュニケーションは伝達。それに対して女性のコミュニケーションは、共感であり共有。結論を出すためというよりも、分かち合いが主眼なわけです。

今週の公開セミナーでは、何度もこの話題が遡上に上りました。伝達中心のコミュニケーションが求められるビジネスシーンにおいては、女性はこれまでのコミュニケーションを見直す必要がありますし、一方男性は、部下育成において事実伝達だけではなく、部下を思う共感がより求められるのが今の若手部下マネジメントには必須です。

男女双方が、夫々の違いを認め活かしあうことがいかに組織において重要か。改めて感じるところです。

リベラルアーツの必要性

2018年07月14日

 お客様先の研修でのテーマの一つが、リベラルアーツ・教養です。

この数年、管理職研修や、役員研修の場でしきりに口にされるようになった言葉ですが、その解釈も人によってさまざま。

いわゆる常識と同義に解釈される方もあれば、芸術や歴史、宗教など広範に渡る知識の集合体と解釈される方もあります。このため、教養を高める手立ても、隅々まで新聞を読むような行動から、お寺に修行に行く、本物の芸術品に触れる、とにかく本を読むと多岐に渡っています。

私自身は、教養とは、分野に限らず知りうるべき知識と解釈しております。

グローバルビジネスの場を日本人が苦手とする理由の一つに、リベラレルアーツの乏しさも挙げられています。自分の得意なビジネスシーンでは、饒舌なビジネスーパーソンが、いざ、ディナー等の場になると、そこで繰り広げらる歴史や芸術の会話に全くついていけなくて、人としての信頼を勝ち得ないというのはよく耳にする話です。

いかにリベラルアーツを高めるか。すぐ役に立つ、得をするという観点を捨て、まずは、自分の専門から最も遠い分野に手を出すことも一つの手段だと思います。

赤紙研修

2018年07月07日

 お客様先での、通称 ”赤紙研修” がスタートしました。

この研修は、8か月間に渡って、座学と並行してプロジェクトに取り組んでいただくものです。全国各地から選抜されたメンバーが、8か月間しのぎを削るわけですが、その負荷の高さから、いつしか赤紙研修と呼ばれるようになったそうです。

確かに、通常業務を抱えながら取り組むわけですから、決して負荷が軽いとは言えません。とはいえ、選抜されているということは、それに十分耐えうる力をお持ちであることが期待されていることに他ありません。ある意味、自身の潜在的な力を顕在化する絶好の機会と言えます。

不安いっぱいでスタートしながらも、最後には、達成感と満足感で一様に、“やって良かった!”とおっしゃるこれまでの先輩方。その声が、何よりの証拠です。

メンタルヘルス マネジメント

2018年07月01日

 SMBCC様にて、メンタルヘルスマネジメントにつていのセミナーを開催させていただきました。

メンタルヘルス問題が、社会的にも取り上げられるようになって久しいですが、残念ながら、なかなかこの問題は、改善が進んでいません。

メンタルヘルスが原因で1か月以上の休職者を抱える企業は6割を超えると言われていますし、うつ病の経験者に至っては、厚生労働省の発表でも10数人に一人という割合です。もはや、誰にとっても他人事では無い状況です。

この状況において、期待されるのがラインマネジメント。いわゆる部下を持つ方々のマネジメントです。労働者のメンタルヘルス問題は、その8割が職場で発見されると言われていますが、早期発見するのも上司であれば、発生を防ぐための職場環境の改善に力を振るうことができるのも上司だからです。

その一方で、労働者の最大のストレス要因と言われるのも上司です。

それだけに、慎重な対応も必要とされます。いかに優秀な上司であっても、単独での対応ではなく、社内外の専門家と手を携えてのチーム対応が求められます。

女性のためのMBAスタイルマネジメント講座 第3期 募集開始

2018年06月23日

みずほ総研様にて、10月よりスタートする「女性のためのMBAスタイルマネジメント講座」https://www.mizuhosemi.com/mba/

いよいよ第3期の募集がスタートしました。

この講座では、半年かけて各社の女性リーダーが切磋琢磨しながら、実践的なマネジメント力を強化していこうというもの。受講生の方々の熱いやり取りは、教室内はもちろんのこと、1期生・2期生と期を跨いでも発展しています。

これまでの受講生の方々の生の声も、HPに掲載いただいております。

まだまだ苦労が多い女性リーダーの方々。知識とネットワークと自信と安心を是非この講座から、手に入れていただければと存じます。

リアルとバーチャル

2018年06月17日

 お客様先で、マネジメント研修を実施させていただきました。

全国各地に拠点を持たれるこちらの研究所では、研修の際にもリアルとバーチャルが融合しています。

教室でリアルに受講して下さる方は、全体の1割弱。ほとんどの受講生の方は、各拠点にてネット配信される映像で学んでいただくスタイルです。全上司が対象の研修だけに、全員が職場を一斉に離れることは現実的ではありませんが、このスタイルであれば、各拠点で難なく受講いただけます。もちろん、各地からの映像を確認し、ご質問やご意見も頂戴できる双方向コミュニケーションが可能ですから、 バーチャルとはいえ、臨場感をもって受講いただけるわけです。

在宅勤務の広がりから、自宅からのネット受講というスタイルもどんどん広がってきました。学びのハードルが低くなることは、何より望ましいことです。

モチベーションの源泉

2018年06月10日

 モチベーション3.0の時代にあると語ったのは、著名なアメリカのコンサルタント、ダニエルピンクさんです。生理的欲求を満たしたいというモチベーション1.0の時代、お金や地位など欲しいものを手に入れる”欠乏動機”のモチベーション2.0の時代が終焉し、今我々は、知的欲求を満たすなどより高次元な精神的充足を求める時代にあるという考え方です。

お客様先の若手社員の方々へ、2日間に渡ってモチベーションマネジメントについての研修を実施させていただきました。

報酬や社会的名声といった言葉ももちろん出てきますものの、やはり議論が集中したのが、自己成長欲や達成感といった成長動機についてのお話しでした。

一律に仕組み対応が難しい要因に対しては、セルフマネジメントの術を身に付けるしかありません。自らのモチベーション要因を理解しているのは、自分しかないのですから。

オーストラリアにて

2018年06月02日

 今週は、オーストラリアです。

鉱物はじめ、資源の豊富なオーストラリアは好景気が続いていますが、久しぶりに実際に現地を訪れて、その勢いを肌で感じました。

新しい電車路線や、旧来の路線の延長。新たな住宅地開発のための造成工事。至る所で、工事が行われています。整備された街並みや、ネット環境の充実ぶりも有名なオーストラリア。お店での買い物でも、すでに現金を使う方々は圧倒的に少数派。この辺りも日本との違いをひしひし感じます。

もともと親日的な土地柄に加え、健康への関心から日本食は人気があり、有名ラーメン店や定食屋等も続々出店していますが、なかなかビジネスは厳しい模様です。その最大の理由は、最低賃金の高さ。日本のほぼ2倍の約2,000円程度というのですから、これでは、安値で勝負する事業形態は、容易には運びません。

持つ国と持たざる国。同じ舞台でビジネスをする厳しさを改めて感じた、オーストラリアでした。

サーバント・リーダーシップ

2018年05月26日

 リーダーシップスタイルの一つとして、サーバント・リーダーシップが提唱されるようになって久しいです。サーバント=奉仕する人として、メンバーが求めるものを与えるために尽力するリーダーシップです。

リーダーというと、まだまだ”俺について来い!”の先導型のイメージが強く、それがまた女性にとっては、リーダーのハードルを高くしています。特に最近見聞きすることの多い企業や組織のトラブルでは、絶対君主的なリーダーに逆らうことができず、結果として残念な事態を招いてしまったという話が、いくつも流れてきます。

NPO法人サーバント・リーダーシップ協会によると、サーバント・リーダーシップには10の特性があります。

概念化・先見力・共感・傾聴・癒し・執事役・気づき・納得・人々の成長への関与・コミュニティ作り ですが、それぞれを見ると、何か特別な天賦の才というよりも、日ごろからメンバーを思い、メンバーに寄り添い、共にゴールを目指す中では、ある意味自然に育まれるものと言っても過言ではないのでしょうか。

今日も、リーダーを目指す女性の方々が、”まさに、日ごろ心がけていることです。”と、胸を張って答えてくださいました。