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2019年11月の記事一覧

M&Aに想う

2019年11月24日

 今や、企業成長と生き残りの手段の一つとして、一般化したM&A。

先日も対等合併を終えられた企業様にて、研修をさせていただきました。
同業種の合併ケースでしたが、正直なところ、研修室に入っただけで、両社の違いがくっきりと表れていることに改めて驚きを感じました。

我々は違いを目にしたときに、まずはそれを排除、無視しようとします。その次に訪れるステップは、なんとか、違いに順応するために、それを矮小化しようとしてしまいます。

違いは、無視するものでも、見ないようにするものでもありません。

正面から向き合い、お互いの違いの上に、新たなる価値観を構築することが本来の向き合い方です。

この企業様も、きっと次回訪問させていただくときには、そのステージにいらっしゃることと期待しています。

一般職という働き方

2019年11月16日

 お客様先で、一般職の方に向けての研修を実施させていただきました。

一般職制度を廃止し、総合職に一本化する企業が増えていますが、その一方で、一般職の採用を増やしたり、一般職の中に多様性を持たせる企業もあります。

こちらのケースは、一般職の中に多様性を持たせているパターン。同じ一般職でも、希望に応じて仕事の質に差があり、評価によって待遇も開きがあります。

今回のご対象の方々は、その一般職の中でも最高グレードの方々。一般職という働き方に誇りを持ち、成長意欲に満ち溢れるご様子に、改めて職制のあり方を感考えさせていただきました。

期待の表明

2019年11月10日

 今週は大阪で、みずほ総研様の女性リーダーセミナーがありました。

リーダーになられたばかりの方、また、今後リーダーとしてご活躍が期待されておられる方々へ向けたセミナーです。

今回のセミナーを受講くださった方々の多くは、上司から受講を進められたというお話でした。そして、その大部分の方は、「なぜ、勧められたのかわからない。今後、リーダーになってほしいと思っておられるのか。」と口にされておられていたことが、とても印象に残っています。

忙しい業務の中、時間もお金もかけて受講してくださるのですから、もちろん、そこには、上司の方の強いご意向がお有りなのでしょう。上司の方々も、わざわざコミュニケーションするまでもなく、本人への期待が伝わっていると感じておられたのかもしれません。

しかしながら実際は、驚くほどに、伝わっていないもの。特に、キャリアの選択肢や働き方が多様化する中においては、キャリアに対する考えは外部環境の影響を受け、日々変わると言っても過言ではないくらいです。そのような環境の中、上司部下の関係においても、上司は部下の”今”と“この先”のキャリアに対する考えを理解し、自身の期待をはっきりと伝える。一方、部下も”今”と“この先”のキャリアについての自身の考えを明確に伝えることが大切です。

「上司からの期待を感じる」だけで、管理職志向が上がるというデータもあります。

お互いがしっかりと言葉で期待を伝え、語り合いたいものです。

学力と学び力

2019年11月04日

 子供の頃の我々が求められていたものの一つが”学力”。いわゆる学業で優秀な成績を求められてきました。

大人になると、ここにもう一文字が加わります。”学力”から”学び力”。

私の解釈では、学び力とは、自分が五感を研ぎ澄まし、見えるもの、聞こえるもの、感じるものすべてから学び取ろうとする力。

あの松下幸之助さんの有名なお言葉の一つにも「そらな、風の音からでも学ぶんや。」とあるように、学びのスイッチが入っておられる方にとっては、全てが材料となるのです。

先日拝見したある受講生の方の受講アンケート。一日の講習の中で、当方の講義のみならず、他の受講生の方々、そして教室全体から、ここまで多くの気づきを得られているのかと、最早感動するくらいのものでした。

自戒したい姿勢です。