これからのキャリア
2019年08月24日お客様先にて、キャリア研修を実施させていただきました。
そもそも日本でキャリア研修が認知されるようになったのは、残念ながら後ろ向きな理由が契機になっていたように思います。
バブル崩壊後、多くの企業が経営立て直しのために、人員削減に取り組まざるを得なくなった。これまで終身雇用・生涯の安定を確信していた社員にいきなり、リストラというカードが突き付けられたのです。自分のキャリアは会社が考えてくれたレールの上にあるのではなく、自分で考え、主体的に開いていくものである。キャリア自律の発想が求められるようになったのです。
本来、自分の人生の主役は、自分自身なのですから、これからどう生きるのかを考え、主体的に動くことは当たり前のこと。決して後ろ向きな話ではありません。
定年延長、副業解禁、働き方改革、リカレント教育・・・すさまじい勢いで労働環境が変化する今こそ、改めて自らのキャリアに向き合いたいものです。