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2017年04月の記事一覧

ポケモン型と呼ばれて

2017年04月29日

 お客様先の新入社員の方々に、お話する機会をいただきました。

毎年恒例の新入社員のネーミングでは、ポケモンGO型と命名されている皆さん。実際にお会いしての印象は、様々に思うところがありましたが、やはりこの数年一貫して感じている、情報量の多さが一番強く心に残りました。

幼少期より大量の情報の中、当たり前に“検索”と向き合ってこられただけに、“知っている”ことがとても豊富です。

この“知っている”情報を、“活用する”情報に変えていくことが仕事において求められること。そのための考え方や取り組み方について、お話をさせていただきました。

キャリア自律

2017年04月22日

 キャリア教育が日本で取り上げられるようになって、久しいですが、いまだ“キャリア自律”という発想が定着しているかというと、疑わしく感じます。

キャリア自律とは、すなわち、自分の未来を自分で作り上げること。しかしながらどうしても、我々は“会社”に自分の未来を委ねてしまいがちです。会社の指示通り動いていれば、自ずと自分の求める未来が手に入ると思ってしまう。

市場が無尽蔵に拡大し、先行き予測がつくのであれば、そんな未来も可能かもしれません。残念なことに、我々が今仕事をしている世界は、急激な変化の中、変わること、進化することを常に求められている。それも、どうすればよいのか正解が見えない中で、スピード感を持って動かねばなりません。

そんな中で、自分は、どうしたいのか?どうありたいのか?キャリアの世界では、常に“答えは自分の中にある”と考えます。

不透明で不確かな今だからこそ、あらためて、自分の中の答えと向き合いたいものです。

選抜リーダー研修

2017年04月16日

 お客様先で、選抜リーダー研修が始まりました。

各部署から選び抜かれた将来の幹部候補が、これからしのぎを削る研修。それでなくとも、多忙な中に、課題が満載の研修が加わるわけですから、その負担感は半端ありません。

とはいえ、それを負担と考えるようなメンバーであれば、そもそも選抜には至りません。自らが成長するチャンスとして捉え、実際に活かしていくことができる。だからこそ、期待を背負い選抜されているのです。

横並び発想の日本企業においては、階層別研修に代表されるように、ともすれば横並び・全員同じ研修機会を提供するという発想になりがちです。

機会が平等に提供されることは、素晴らしいことではあるものの、個々の特性が違うのであれば、それに応じた機会が提供されるべきであり、その機会は待っているものではなく、自ら作りだしていくもの。

今回の選抜メンバーは、まさに、選抜されるべくして、ここにあるのです。この研修が終了するときに、どんな成長を見せてくださるのか、今から楽しみです。

キャラクター捕獲ゲーム型

2017年04月09日

 毎年恒例の春の行事ともいえる、日本生産性本部さんの新社会人のネーミング。今年は、「キャラクター捕獲ゲーム型」と発表されました。

売り手市場の中、比較的安易に就職できた=うまく、キャラクターを捕獲できた。という特徴からのネーミングのようです。その一方で、次々とキャラクターを求め歩くさまを、飽きやすいと表現。このため、早期離職につながらないよう注意する必要があるといった意味合いも込められているようです。

この発表については、確かに、単純にタイプにはめ込むべきでないといった批判的なご意見も多いようです。とは言え、少なくとも新入社員の方々がどのような世相の中で育ってこられたのか、理解するには参考になる発表だと感じております。

マネジメントにおいて、基本はあくまでも「個」と向き合うこと。その「個」がいかに育まれてきたか、理解するためには、その背景を無視するわけにはいきません。

最強ワークライフバランス国家

2017年04月02日

 デンマークを訪問していました。

デンマークと言えば、OECDのレポートで世界最強のワークライフバランス国家と言われていますし、先進国の中では、幸福度も最高と言われています。マタニティリーブはもちろん、ファタニティリーブも当たり前。まだまだ男性の育児参加が難しく、働き方改革が問題となっている今の日本にとっては、まさにモデル国かもしれません。

デンマークでは、消費税は25%という高額ではあるものの、一方では、医療費無料、出産費無料、教育費無料。学校はテストの場ではなく、将来自分がどうありたいかを考える場。小中学校の期間を掛けて、子供たちは自分のことを考え抜き、育っていきます。同性婚も認可され、国外から多くの移民の方も居住されています。

優れたシステムが柱にあっての、本日の姿であることは確かでしょうが、実は何よりすべてを支えているのは、「共生」の精神。

みんなが幸せに暮らせるのならば、自分に見返りがなくてもいいと考える精神により、例えば高額所得者の場合は、多額の納税を行いながらも、自らは年金を受け取れないケースさえ発生します。それでも、「共生」の精神がそれを許容するのです。

つい、表層的な仕組み改革に走ってしまうワークライフバランス国家への道ですが、何よりまずは、原点回帰が必要なのかもしれません。

社会生活がスタートして

2017年04月02日

 お客様先の、新入社員の方々にお話をする機会をいただきました。

ポケモンGo型と言われる今年の新入社員の方々ですが、お目に掛かった方々は、皆さん熱意溢れる、素直、前向きと、これからが期待される方々ばかりでした。

その一方で、すでに他社の方々からは、新人研修に休みがちな方々や、早々に反応が悪くなり、無気力になってしまわれる方々のお話もお聞きします。

新入社員の方々にしてみれば、様々な期待と希望を持って社会人生活をスタートし、そろそろ、慣れ始めるとともに、いわゆる理想と現実の差を痛感する時期であり、一方、指導側にしてみれば、当初はかなり配慮をしていたものの、それが少しずつ変化している時期なのかもしれません。

5月病と言われる言葉がありますが、様々なトラブルが散見されるようになるのも、この時期です。

それだけに、改めて初心に返って、双方が理解を深めるコミュニケーションを見直したいものです。