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2014年11月の記事一覧

Women in Leadership

2014年11月29日

 今週は、シンガポール国立大学院で開催された“Women in Leadership”というエグゼクティブプログラムに参加してきました。

この プログラムは、文字通り女性にとってのリーダーシップをアジアの視点から考えるもの。参加者は、地元シンガポールはもちろんのこと、台湾、インド、タイ、スリランカ、マレーシア等アジア各地で活躍する女性エグゼクティブ。複数の企業のオーナーから、経営者、役員等多岐にわたっていました。

人材開発の世界では、とかく視点が欧米発になりがちですが、そもそも欧米とアジア諸国では、文化における男性性の違いは決して小さくありません。それだけに、それこそ組織の中に自分一人しか女性いないような環境の中、いかにリーダーシップを発揮していくのか、組織学的アプローチはもちろんのこと、心理学的アプローチから脳の特徴による生理学的アプローチまで、あらゆる角度から繰り広げられるディスカッションは、非常に有意義なものでした。

今回日本からの参加者は、自分一人だけでしたが、アジア諸国の中でも残念ながら十分とは言えない日本の女性活躍の現状について、改めて見つめなおす機会となりました。

終わりは始まり

2014年11月22日

 今週は、1年以上かけて取り組んできた、ある企業様の“変革推進プロジェクト”の進捗報告会がありました。

今後も継続して発展する企業であるために、社員自らが動き出す組織へと変革を目指し立ち上げられたプロジェクト。決して容易ではないプロジェクトを周囲の方々を巻き込みながら、実務と並行して進めてくださいました。

長期に渡って取り組んでくださったプロジェクトの感想を求めたところ、ある参加者がこう発言されました。

「感想は言いたくない。感想を言ってしまうと、これで終わりのような気がするから。これは終わりではなく、これからもやり続けることが大切だから。」

今回灯った変革の火種を、絶やすことなく燃やし続けることこそが変革の真髄。プロジェクト推進に関わった人間として、何より嬉しいコメントでした。

中堅社員研修

2014年11月16日

 ふくい中小産業大学さんにて、中堅社員の方々への研修を実施させていただきました。

毎年、この研修には県下の企業から推薦された方々がお集まりくださいます。業界や企業規模を超えて、意見交換していただくことが何よりの刺激として受けとめていただいているようです。

中堅社員ともなれば、自らのモチベーションをマネジメントし、自律的な社員であることが求められます。モチベーションの維持には、”自己効力感=自分はできる”という気持ちが必要とされますが、 自己効力感に影響を与えるものの一つと考えられるのが、代理学習。ライバルから学ぶということです。

他者の同世代社員の活躍を目の当たりにすることで、自分もできるという思いを新たにする。今回の研修でも皆さんに感じていただけた模様です。

昇格時研修

2014年11月08日

 あるお客様先で継続的に管理職への昇格時の研修をさせていただいております。

一スタッフとしての立場から、管理職として部下を持ち組織を束ねる立場への昇格は、組織人にとって大変大きなステップです。とはいえ、昨今の厳しいビジネス環境下におきましては、なかなか”管理職業”にだけ集中できないのが現実。業界に関わらず、様々な企業の方からも”プレイングマネージャー”という言葉を伺います。

一スタッフとしての視点と、部下を持ち、組織に責任を持つ管理職としての視点は当然異なるもの。双方を行き来させつつ日々の業務をこなすことは、もちろん容易なことではありません。しかしながら、それだからこそ、現場と温度差が無いマネジメントができるのも事実です。

まさに”木も森も見る”ことができるのでは、ないでしょうか。

インドネシアリーダー研修

2014年11月03日

 毎年、楽しみにしている研修の一つが、海外のリーダーの方々への研修です。

今回も、インドネシアのリーダーの方々へ”組織の活性化”について、研修をさせていただきました。

経済成長にもまだまだ勢いのあるインドネシアですが、リーダーの方々の悩みは、いずれも同じ。仕事に対して積極的な取り組みの見られない方々にいかに働きかけ、組織を活性化するか。

職場で取り組んでおられる数々の試みについても、活発な意見交換がなされましたが、何より感心したのは、組織規模に関わらず、従業員の特性をつかんだきめ細かな働きかけに対し、リーダーが真摯に取り組んでおられること。

リーダーは、いかに「個」と向き合うかが大切とは言え、組織規模が大きくなるとどうしても、仕組みに走りがちです。しかしながら、こと、従業員の内発的動機に働きかけようと思うのであるならば、「個」との対話は欠かせません。

組織活性化に特効薬は無いけれども、日常のきめ細かなマネジメントが差をもたらすことに間違いはありません。