Home » ブログ » 2014年02月

2014年02月の記事一覧

点から面への展開

2014年02月22日

 ある企業様で,3日間にわたって女性リーダー育成研修をさせていただきました。

なぜ、3日間もの時間をかけるのか?実はこの研修では、1年前に受講された方々を全員再度お招きし、今回の受講生の方々とのネットワークを作るという大きな目的があったからです。

それでなくても、ビジネス界において少数派の女性。それがリーダーとなると、ますますその数は限られてきます。多くのコミュニケーションがネット経由となってしまった今のビジネス現場においては、業務上直接関係の無い方々と対面コミュニケーションを取り、関係を深める機会は限られてしまいます。意図した機会が必要なのです。

女性活躍先進国の一つとしてよく例に挙げられるのがノルウェーですが、実はノルウェーで女性役員の排出に効力をきたしたものも、このネットワークづくりでした。横のつながりを意図的に仕掛けていくことが実は、女性活躍の後押しとなっていたのです。

個人という点では、言動の影響力も限定されてしまいますが、それがネットワークとなり面で展開されたとき、そこに変革が起こるのです。

インドネシア企業派遣団の方々と

2014年02月15日

 インドネシア企業代表団の方々への研修の機会をいただきました。

今回のテーマは、“組織活性化”。経済成長著しいインドネシアですが、それでも組織活性化は世界共通の話題。市場成長そのままに勢いのある社員の方々の一方で、やる気の感じられない社員の方々への悩みも尽きない皆さん。日本企業で試みられている組織活性化への様々な施策に、大いに関心を寄せておられました。

リーダーとして、組織活性化に心を砕くのはいずれのリーダーも同じですが、日本のリーダーと比較して印象的であったことは、とにかく彼らが明るく、コミュニケーションに積極的なこと。

文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、同じテーマをディスカッションしていても、 常に笑いが絶えず、どんどん話が発展する。まさに、活性化です。

理論を学び、深め、実践することは大切であるけれども、リーダーがこの姿勢を失わないことが、組織活性化への原点であることを強く感じました。

女性研修

2014年02月09日

 ある企業様で、ベテランの女性社員の方々を対象に、研修をさせていただきました。

このようなご時世にも関わらず2ケタ成長を遂げておられる企業です。社屋にお邪魔しても、成長企業特有の勢いや、エネルギーが伝わってきます。

この環境において、さらに状況を良くしていくために、何に取り組んでいくのかがテーマの研修でしたが、それぞれの業務や職場の振り返りの中、何より印象的であったのが彼女らのプロ意識。

「仕事についての不満や文句を感じたことはない!自分の業務をやり遂げることが私の仕事だから。」という発言が、誰もの口から出てくるのです。

これだけ高いプロ意識があるからこその企業成長と、改めて感じ入りました。

「さとり世代」への対応

2014年02月01日

 ある組織の若手リーダーの方々との研修において、職場課題の解決に取り組むことになりました。

数ある課題の中でも、もっとも声が大きかったものが、「さとり世代」といわれる若年層への対応です。 1980年代後半以降の、いわゆるバブルの終焉後に生まれ、幼少期よりネットを通して多くの情報に触れてきた世代。努力や衝突を嫌い、過度な期待も夢ももたず、“悟り”をもって現実的に生きる彼ら。

もちろん個人差はありますが、全体としては成長を期待してのストレッチ目標を嫌い、自発性に乏しく、何事も卒なくはこなすものの、要求以上のものは決して出てこないところが、指導育成を担当する若手リーダーにとっては頭痛の種のようです。

世代間格差と言ってしまえばそれまでですが、個人の仕事観や価値観の変化は、多様化する一方です。ストレッチ目標を何にするのか、話合う前に、“なぜ

ストレッチ目標が必要なのか。” 、WHY の部分からの丁寧な落とし込みが必要と感じます。自分の常識は、あくまでも自分にとっての常識であり、“何をすべきか”のWHATだけを追求していては、いつまでたっても双方の溝は埋まることはありません。

まずは、WHYから始める。WHATもHOWも、そのあとに必ずついてくるのですから。