仕事納め
2011年12月28日昨日、今日と多くの企業が仕事納めでいらっしゃるかと思います。弊社も例にもれず、仕事納めを迎えました。
震災とは切り離して語ることができない2011年でしたが、人材開発の現場を振り返ると今年の特徴は、以下3つのように感じております。
①各企業が人材開発の手を止めなかった
先のリーマンショックの際には、先行き不安から人材開発を一時ストップした企業が少なくなく、結果として特定層の人材が育っていないという問題に発展しました。今年は震災、円高、ユーロ危機等今後の不安材料が多く露呈しましたが、それでも人材開発は継続されました。
② グローバル化の一層の加速
グローバル化、グローバル人材の必要性がますます加速化して取り上げられました。人材開発プログラムはもちろんのこと、これに伴い、人事制度に大きくメスを入れる企業も増加しました。
③ 現実化したダイバーシティ問題
ダイバーシティマネジメントの必要性が語られて久しいですが、雲をつかむような話ではなく、女性活用・定年延長・非正規社員活用といった形で、この問題がまさに現実化してきました。
特にグローバル化を象徴するように、当方の仕事納めも国外でとなりました。この流れが一層加速化することは、不可避であり、
2012年は、ますますもって我々の覚悟が問われるものと感じております。
本年も大変お世話になりました。2012年も何卒、ご指導ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。