今週は、女性リーダー育成の仕事が続きました。
ダイバーシティ推進の中、女性戦力活用は既に企業にとって外せない経営案件であることは、今更申し上げるまでもありません。しかしながら、その実態はというとまだまだ厳しいものがあります。
今の流れで言うならば、必要性を説く第一フェーズも終わり、志高い女性への活躍促進という第二フェーズも終わりました。これからの第三フェーズは、“関心はあるものの、自信がなく現状を維持している”女性の方々への支援です。
“女性は伸びしろが大きい。”某銀行での女性監査役の方のお言葉です。男性に比して、機会に恵まれなかったために、本来の力が顕在化するチャンスを逸している女性が非常に多いです。
気づく→思考する→判断する→実行する→責任を負う。このサイクルをいかに重ねていただくか、これからの支援に求められるところでしょう。
ある金融機関様で、支店長の方々への研修が始まりました。これから3月まで続く長丁場の研修です。
以前にある銀行マンの方に、“銀行マンにとって支店長になるということは、格別の意味合いがある”と聞かされていました。実際、その権限から仕事内容まで考えれば当然の発言です。
そして迎えた研修初日。スタートから終了まで、これだけ集中力の高い皆さんには早々お目に掛かれるものではありません。研修中はもちろんのこと、休憩時間もディスカッションは続いておられます。
“どうすれば、現場に活かせるか!”現場目線の発言と質問はそのまま、一国一城の主の皆さんの心意気の高さの象徴でした。
これからの長丁場、どうぞよろしくお願いします。
岡山のある企業様で講演をさせていただきました。
講演の狙いは、営業マンとしての実力アップ。営業の方々といえば、日々“人”相手の仕事をされているわけですから、いわばコミュニケーションのプロ。そのプロの皆様のコミュニケーションのお力を更に高める講演というわけですから、こちらも肩に力が入ります。
会場に到着して、主催者の皆様にご挨拶。打ち合わせをして、講演の開始。終了後には、何とも言えない満足感と達成感で満たされましたが、そこで気づいたこと。これこそ、先方の皆さんのコミュニケーション力のなせる業。
初対面の相手をリラックスさせ、あっという間に信頼関係を築き、モチベーションに働きかける。これこそ、プロのコミュニケーションです。
P.S. 初めて九州新幹線で移動しました。