三菱UFJ&リサーチコンサルティング様主催のMBAセミナー。第4回目の人材マネジメント入門が開催されました。
人材マネジメントの世界は、日本企業において、最もKK=勘と経験で対応されてきた世界ではないかと、常々感じています。
しかしながら、実は、この分野こそ、行動心理学から組織心理学まで、“人はなぜ、その行動をとるのか。何が人を動かすのか。”根本となる理論を抑えて初めて、実践が活きてきます。
特に組織人材の多様化が進む中で、注目されているのが行動心理学。にわか心理学者をお勧めするわけではありませんが、偉大なる先人が積み上げてきた理論には、大いに学ぶべきところありと感じております。
大学生の就職内定率が、史上最低の73、1%であると報道されました。
折りしも今週は、ある大学の3回生向けに特別講義をさせていただく機会があり、実際に学生の方々とこれからの就職についてお話をさせていただきました。
3回生とは言いつつも、報道にも非常に敏感になっておられ、来年の更なる状況の悪化を心配されておられました。
新卒での就職という機会は、一生に一度のものです。それが景気という外的要因によって大きく左右されてしまうことについては、なかなか納得しがたいものがあり、理不尽さを感じても仕方の無いことでしょう。
それでも、なんとか夢を実現しようと、目標達成に向けて本気で取り組んでいる姿勢。それこそが、これからの皆さんの人生を切り拓くものだと思います。皆さんの頑張りに、心からエールを送ります。
SMBCコンサルティング様主催で「メンタルヘルス対策と企業の安全配慮義務」セミナーを実施させていただきました。
メンタルヘルス対策の世界において、今現場での関心事項の一つが「新型うつ」への対応です。これまでの「うつ」と特性の異なる「うつ」は、「未熟型うつ」・「現在型うつ」などと呼ばれていますが、従来の体制では対応しづらいところがあり、現場の方々にとっては頭の痛い問題となっています。
特にこの「うつ」の特性は、“好きなことはできるが、仕事となると調子が悪くなる。”という点です。体制はもちろんですが、この特性は、周囲の人間にとってはなかなか、心理的に受け入れ難いものかもしれません。
「新型うつ」対応、まだまだこれから検討が必要な課題です。
今年第一回目の研修は、これで3年目のご縁になる団体様の職員様向け研修でした。こちらでは、毎年、担当業務のステップアップにつながるよう、内容の難易度をどんどん高めています。
毎回感心することが、皆さんの記憶の確かさです。発言の端々に、“去年、こんな話を聞いた。”“前回、こんな議論をした。”等こちらがお伝えしたいメッセージを、しっかりと覚えていてくださることです。
記憶の確かさの理由のひとつは、”実践”です。彼らは、研修での気づきを必ず実践に置き換えておられるます。
”わかる”と”できる”の違い、”実践してみる”の一言に尽きます。
2010年がスタートしました。年末のアメリカでのテロ騒動、デフレや更なる景況悪化の予測など、穏やかではない話の多い年明けですが、それでも、“始まり”にはどこか、気持ちを前向きにする力があるような気がします。
ついあれもこれもと欲張った目標を立ててしまいがちな年初ですが、たった一つでいいので心したことを全うする、そんな一年をおくることが出来ればと思っております。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
毎回好評のセミナー講師☆デビュープロジェクトの第3期がスタートしました。今回も、プレゼンテーションセミナーを担当させていただいております。
初めてのセミナーで驚いたことは、今回の受講生の方々の多彩さ。ピラティスの日本の第一人者の方から、学校教育の第一線で活躍されておられる方、敏腕女性経営者等々。プレゼンテーションの実技ワークでもそれぞれのお話のユニークさに、しばしばコメントを忘れてしまうほど。
経験も知識も豊富な皆さん方だけに、ここにスキルが加わることで、その相乗効果は絶大でしょう。次のクラスを楽しみにしております。