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派遣社員の正社員化にあたって

2008年04月13日

 派遣社員として活躍くださる方を、一定期間の後に正社員として迎える。良質の労働力確保のために、どの業界においても一般化している方法です。

ある程度の期間、同僚として仕事をした上で、その方の能力や人柄、組織との相性を考慮の末、お迎えするわけですから、当然、スムーズな移行が行われるものと思われがちです。

しかしながら、現実はそう簡単には進みません。“こんな筈では、無かった。” 社員側からも、また企業側からも寄せられる言葉です。

 派遣社員と正社員。同じ会社で一見同じ仕事をしているようであっても、その違いは、雇用形態だけにとどまりません。仕事というものの定義、時間やコストに対する意識。同僚、仲間、組織に対する考え方から、人生における会社の位置づけまで。

 この刷り合わせ無しでは、双方が満足の得られる移行はありえません。企業側は、本人に対する期待を明確に、一方、社員側は自分の価値観との関係性を見直す。まず、この第一歩が大切であると感じております。