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2008年03月の記事一覧

カーリング型新入社員

2008年03月30日

 財団法人社会経済生産性本部が、今年の新卒入社者の特徴を「カーリング型」タイプと発表しました。

 

 トリノオリンピックですっかり有名になった、氷上競技カーリングにたとえたものです。

 

“新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。”という報道発表内容に、考えさせられるものがありました。

 

 就職氷河期を経て迎えた空前の売り手市場。企業にとって優秀な新入社員は、まさに宝。なんとしても育成させ、職場に定着させたいものです。

 

そこで最近益々需要が増えてきているのが、“新入社員指導員研修”。人材育成と定着の鍵の一つが、新入社員を指導する先輩社員にあるというわけです。

 

 それでなくとも忙しい通常業務に加え、新人を育成するという任務を課せられた先輩社員の気苦労は、推して知るべしですが、共に学び、共に育つという先輩の姿勢がある限り、思いは必ずや新入社員に届くものではないかと感じております。

適職・天職に就くには

2008年03月27日

労働局主催によるキャリア開発についてのセミナーをさせていだきました。

これからの自分の仕事を考えるというセミナーには、20代から50代後半までの幅広い層のご参加をいただきました。

 

仕事について考える際、“適職”や“天職”という言葉は、切っても切り離せないものです。適職・天職に巡り合い、その仕事にやりがいを感じ、充実感を覚える毎日を過ごすことを望まない方はいらっしゃらないことでしょう。

 

では、どうすれば、適職・天職に巡り合えるのか?

適職・天職とは、決してどこかで我々を待っていてくれるものではなく、自ら創り出していくものではないかと思っております。

まず自分についてしっかりと理解をする。自分は何に興味を覚え、それを楽しみ、力を発揮することができるのか。そして、何を実現したいのか。自分と向き合うことが適職・天職を創り出す第一歩ではないでしょうか。

 折しも、パイレーツ桑田投手の引退報道を目にしました。野球選手という適職・天職に就いた桑田投手。入団時の騒動に始まり、移植手術、マイナー落ちまで経験した果ての、“燃え尽きた。何一つ悔いは無い。”という言葉に、感慨深いものを覚えました。

女性労働力活用

2008年03月23日

 若手向けのビジネススキルアップセミナーを実施しました。

セミナー当初より圧倒されたのが、女性のご参加の皆さんの前向きなパワーです。ご参加の約半数が女性でしたが、セミナー開始時刻前から、万全の体制でご着席くださるご準備にまず感心。

続いて“何か質問は、ありませんか?”の問いかけには、セミナー内容に止まらず、ご自分のスキルアップやキャリア・ゴール到達、はたまた生き方まで含め広範な疑問や意見を次々とぶつけてくださいました。

いかに日ごろから、問題意識や改善意識を高くもって過ごしておられるか、同じ女性として頼もしい思いでした。

ダイバーシティ・マネジメントの一貫として女性労働力活用が叫ばれていますが、女性の実力発揮の機会と、潜在能力を開花する能力開発機会の充実が今ほど求められている時はないのではと、改めて感じた次第です。

エニアグラムという帝王学

2008年03月19日

エニアグラムの権威、鈴木秀子先生のお話を伺いました。先生にお目に掛かるのは、昨年の秋以来半年振りでしたが、今回もまた、一つひとつのストーリーが胸を突く感動を頂戴しました。

エニアグラムは、2000年前のアフガニスタン地方で発祥したといわれる門外不出の帝王学であり、指導者の一族のみに口伝されてきたものです。

それが時を経て、米のスタンフォード大学らでの研究が進み、80年代には鈴木先生が日本に導入され、今や企業研修の現場でも採用されるまでの広がりをみせています。

人間の本質を9つのタイプに分類するエニアグラムですが、これは単なる性格分類のようなものではなく、一人ひとりの自覚していない本質を探し出し、本来の可能性を発揮できるバランスを整えるものです。

これこそ人材開発の真髄であり、一人ひとりの価値発揮のための基盤であると思います。2000年前に生まれたエニアグラムに、その精神が流れることに、人材開発の普遍の意味を感じます。

ビジョンを描くということ

2008年03月16日

若手スタッフの方々に向けてのキャリア開発研修でのこと。これからの自分は、どうありたいのか、ご自分自身のビジョンの作成に取り組んでいただきました。 

ビジョン作成でいつも感じることですが、今回も、作業の進行状況が極端に二極化しました。日ごろから、自分のありたい姿を意識し、手帳等に書きとめる、毎年年初に見直す等の作業をされておられ、即座に作成される方々と、なかなか進まない方々。 

とはいえ、後者の方々がなんらビジョンを持たないというわけではなく、ありたい姿に対する思いが強いだけに、言語化することに躊躇を感じておられるようにお見受けしています。 

まず、口に出してみる。言葉にする。自分の内なる思いを紡ぎだし、反芻して推敲を重ねる。この自己対話がビジョン作成における大事なステップであると感じています。

ファシリテーションを考える

2008年03月13日

日本ファシリテーション協会の定例会に参加しました。

 この定例会では、毎月、様々な角度から“ファシリテーション”を研究するのですが、今回私が参加したグループでは、「クロスロード」というツールの実践が行われました。

これは、ゲーム形式のシンプルなツールなのですが、ゲームを進めていくうちに、自然と場がなごみ、会話が弾み、お互いの理解が促進されるという、いわゆる“アイスブレイク”の機能を兼ね備えたものです。

今回は、初顔合わせの方々とこのツールに挑戦しましたが、みるみる場が形成されていくとともに、ゲームを通して暗黙知が形式知化されるプロセスを体感。このツールの活躍の可能性を実感しました。

組織文化の日本において、ファシリテーションのもたらす力は無限大だと思います。問題解決手法として、また組織変革手法として、今後ますますファシリテーション実践の裾野が拡大していくと感じております。

コミュニケーションセミナー 最終回

2008年03月07日

 1月から3ヶ月間にわたって実施していたコミュニケーションセミナーが、最終回を迎えました。

このセミナーの最終回は、恒例の”3分間プレゼンテーション”。受講者の方々が、自由に選択されたテーマについて、プレゼンテーションしてくださいます。趣味の話から、生き方、仕事への思い、寓話からの学びなど、どのプレゼンテーションにも、甲乙付け難いものがありました。

”準備10倍”。いつもお伝えしている言葉ですが、文字通りそれを実践して、1ヶ月以上も前から準備をし、当日のプレゼンテーションに臨んでくださる方もありました。

練り上げたプレゼンテーション。それは、まるで目の前にその光景が広がるような、活き活きした感動を伝えてくれるものでした。

キャリア開発セミナー

2008年03月03日

 ある団体の20代後半から30代前半の職員様に、キャリア開発セミナーを実施しました。

キャリア開発やキャリア・デザイン等といった言葉は、すっかり身近なものとなりましたが、それでも日常の中で、”自分がどうありたいのか?”、”そのためには、今、何をすれば良いのか?”振り返ることは難しいものです。

キャリア開発セミナーは、まさに自分を振り返る絶好の機会となるものです。

我々の将来は、それだけが独立して、どこかにポツンと存在するものではありません。必ずどこかで、過去・そして現在と繋がっているものです。

これまでの自分を振り返り、自己理解を深めることで、これからに活きる”気づき”がたくさんあります。

今回のセミナーで、特に印象的だったのは、数年来手つかずの課題を抱えていたある30代の男性受講生の方。自分にとっても常に気がかりであり、上司からも同僚からも催促されていた課題に対し、取り組む気づきを得られ、早速行動プランを立てておられました。彼のプランが必ず実現すると信じております。