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地方における女性活躍

2018年11月11日

 岡山経済研究所様ご主催の、女性リーダーセミナーが始まりました。

このセミナーは、2回に渡るもので、リーダーシップの基礎からマネジメントまで体系的に学んでいただくプログラムです。セミナーには、地元岡山はもちろんのこと、対岸の四国、また九州地区からもご参加をいただいております。

東京や大阪に比べ、地方では、中小企業が多くなります。職場においても、同世代の女性がご自分ひとりであったり、場合によっては、女性社員が数えるほどしかいらっしゃらないというケースも少なくありません。そのような環境下だけに、女性活躍におきましても、あとが無いという切迫感がとても強く感じられます。

既に取締役としてご活躍中の方から、まだ入社して数年という方々まで、多岐に渡るご参加者様だけにディスカッションの質も深まり、次回の開催も楽しみな1日となりました。

ストレスコーピング

2018年11月04日

 SMBCC様にて、メンタルヘルスマネジメントについてのセミナーを開催いただきました。

その中でのテーマの一つが、ストレスコーピング。いかにストレスに向き合うかです。

ストレスというと、とかく、悪者。ストレスをゼロにするにはどうすべきかという発想になりがちですが、実はストレスゼロという状態は、あまりお勧めできるものではありません。ストレスがゼロになると、我々は、体温調節が上手くできなくなり、さらには暗示にかかりやすくなるということが判明しています。

“ストレスは心のスパイスだ”というのは、著名な心理学者セリエAの名言ですが、まさに、目指したいのは、このスパイス状態。ストレスが高すぎて不快になってはいけないものの、ちょっとした緊張感とその後の開放感を自分に与える程度の快スパイスになるようにする。そのためには、とにかくストレスを貯めないこと。

1日の仕事が終わって疲れた心身を自分でケアする。それは、ちょっとした運動かもしれないし、仲間との美味しいお酒かもしれない。もしくは、早めにベッドに入って質の良い睡眠をとることかもしれない。自分のストレスにうまく対処する=ストレスコーピングのスキルを磨きたいものです。

最新人事戦略

2018年10月28日

 みずほ総研様にて、新任役員の方々へ「最新人事戦略」をお伝えさせていただきました。

VUCAなビジネス環境の中、人事戦略は大きな岐路に直面しています。

新入社員一括採用で、既存の人材を活かすという、人材を固定化することで強みを発揮してきた日本の人事戦略ですが、たった一日でビジネスモデルが急変しててしまう、しかも、それがたった一人の人材によって可能になった今、人材でさえ、“変数”と捉えないことには、これからの生き残りは難しいと言わざるを得ません。

その一方で、65歳どころか70歳定年案まで出される中、自社にとっての最適の人事戦略とは、何であるのか。

競争優位の源泉が人に集約されているからこそ、人事任せではなく、経営トップ陣が自ら陣頭指揮に立つべき。それこそが、唯一の生存戦略と考えます。

管理職志向の低下

2018年10月06日

 多くの企業でお伺いするお悩みの一つが、若手社員の管理職志向の低下です。昇格試験を打診しても、断られてしまう。中には、管理職になるくらいなら退職するという話さえ出ると言うのです。

その理由がどこにあるのか。一つは、管理職のイメージです。

これだけ「働き方改革」が叫ばれていても、それはあくまでも非管理職を対象にするものであり、管理職=プライベートを犠牲にして、24時間365日会社に人生を捧げるというイメージが定着してしまっているようです。

そんな中で、頼もしい女性たちの話を聞きました。「ネオ管理職」を目指そうという女性たちの話です。管理職自身が、人生を楽しみ、毎日イキイキと仕事をする。自分たちがそんな管理職になっていくことで、後輩たちに道を開いていこうというのです。

管理職への志向が低下しているのではなく、今の管理職の働き方に疑問が投じられているということに、我々は向き合っていかねばなりません。

読書の効能

2018年09月30日

 今週、偶然にも異なるお客様先で話題になったのが「読書」でした。とにかく、若手社員が読書をしないというお悩みです。

実際、出版不況と言われるように、書籍自体の売り上げも減少しています。わざわざ本を買わなくても、本を一冊読まなくても、今知りたいことだけを、手元のスマホで検索すればよいと言われれば、確かにそうでしょう。

とは言え、それではどこまでいっても切り貼り型のパッチワーク的な知識に終わってしまいます。そのテーマの体系的な理解には繋がらないのです。

折しも読書の秋。書籍にトライするには、絶好の季節です。

台湾にて

2018年09月23日

 今週は台湾に出張していました。

久しぶりに訪れた台湾でしたが、はっとさせられる発見が幾つもありました。中でも印象的であったのは、人々の勤勉さとロイヤリティの高さです。

もちろん個人差のある話ですが、総じて、手を抜くという様子が見られない。こちらの質問や要望に対して、必ず+アルファで答えようとしてくださる姿勢に何度も遭遇しました。

マニュアルの徹底により、全体的な品質が高い日本ですが、その分、創意工夫による+アルファを感じることが少なくなった昨今の日本。改めて、あるべき姿を問われたような気がします。

万華鏡モデル

2018年09月16日

 かれこれ、10年近いお付き合いのあるお客様先で、若手社員の方々へのキャリア研修を実施させていただきました。

ビジネス環境の変化が劇的・かつ加速度化しているだけに、昨今、キャリアデザインの重要性は、ますます高まっています。人生100年時代の働き方改革も念頭にいれたキャリアデザインが必要になるなど、これまでは、想像することもなかったでしょう。

そんな中で、参考にしたい考え方の一つが、「万華鏡モデル」と言われるフレームワークです。

このモデルでは、キャリアは、“挑戦” “バランス” “自分らしさ”の3枚の鏡の組み合わせであり、この鏡が変わることでまるで万華鏡のように無数のパターンを生み出すものであると考えます。特にキャリアの初期では、挑戦がキーワードになり、その後中期では、ワークにおいてもライフにおいても、バランスを。 そして後期には、自分らしさがキーワードになるというものです。

研修内では、これまで、そしてこれからの数々の挑戦についてのディスカッションも大いに盛り上がりました。

万華鏡が生み出す無数のパターン。まさにこれからのキャリアモデルです。

アンコンシャス・バイアス

2018年09月08日

 お客様先で、マネジメント層の方々に、「ダイバーシティマネジメント研修」を実施させていただいております。

ダイバーシティマネジメントというと、ともすれば “違いを知ろう”で終わりがち。

性別や国籍といった先天的な一次的属性はもちろんのこと、価値観や労働観といった二次的属性まで、お互いの違いを理解し、それを統合して活用してはじめて、マネジメントと言えます。

とはいえ、自分と異なる考えを受け入れ、活用するのは、そう容易ではありません。その最大の壁がアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)と言われるものです。

“男性は、強くあるべき。”、”女性は、優しくあるべき”、“リーダーと意見が異なる際には、黙って上に従うべき”等、私たちは、知らず知らずのうちに自分だけの”べき論”を築き上げ、縛られています。

違いを受け入れ、活用するには、まず、自らがもつアンコンシャス・バイアスに気づき、ここから解放されることです。他者受容の第一歩は、自己受容なのですから。

平成塾開講中

2018年09月02日

 今年も平成塾の講師をさせていだきました。

平成塾とは、福井中小産業大学校さんが開催されている若手リーダー養成塾。福井を中心に北陸地方の企業から選抜されたメンバーが集まり、8か月間に渡って共に学ぶ機会です。

今回の当方の担当テーマは、「変革型リーダーの部下育成とコミュニケーション」。

いかに部下に向き合い、組織として最大の成果を発揮するかというテーマの中で、常に話題になったのが、昭和と平成の労働観と価値観の違い。

理屈では違いを理解しているつもりだし、それに対応する必要性も重々承知している。とはいえ、現実問題、日常の中であからさまな違いに直面した際には、まず否定からはいってしまう。

自分にとっての”異質”を目前にしたとき、否定やそこからの逃避は、最も簡単な方法です。しかしながら、それでは、組織は進化できません。

一つのビジョンのもとに、いかにこの違いを受容し、活かしていくのか。向き合い続けなくてはいけないテーマです。

あれから3年

2018年08月26日

お客様先で、3年後フォロー研修がありました。

研修というと、その場限りのイベントで終わってしまうということも少なくありません。研修の際には、モチベーションも上がり、アクションプランも作り上げ、意気揚々と職場に変えるものの、ひとたび日常に戻ってしまうと、忙しさに埋没してしまう。結果、あの研修は何だったのかという残念なことも少なくありません。

そのために、3か月や6か月後に再度フォロー研修を実施することも一案です。とかく大人は“締め切り”が設定されると、締め切り効果が働き、それまでは頑張ろうという行動の変化に繋がりがちです。

こちらのお会社が素晴らしいのは、そのフォロー研修を3年後もしっかりと実施されること。目まぐるしいビジネス環境の変化の中、3年の月日は大きな変化をもたらしています。今話題の、働き方改革も3年前には口にも上らなかった話題です。改めて、立ち止まる機会を設けることで、内省が進み、次のアクションに繋がるきっかけとなります。

今回もご出席者それぞれが、思いを新たにしていただけた模様です。