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期待の表明

2019年11月10日

 今週は大阪で、みずほ総研様の女性リーダーセミナーがありました。

リーダーになられたばかりの方、また、今後リーダーとしてご活躍が期待されておられる方々へ向けたセミナーです。

今回のセミナーを受講くださった方々の多くは、上司から受講を進められたというお話でした。そして、その大部分の方は、「なぜ、勧められたのかわからない。今後、リーダーになってほしいと思っておられるのか。」と口にされておられていたことが、とても印象に残っています。

忙しい業務の中、時間もお金もかけて受講してくださるのですから、もちろん、そこには、上司の方の強いご意向がお有りなのでしょう。上司の方々も、わざわざコミュニケーションするまでもなく、本人への期待が伝わっていると感じておられたのかもしれません。

しかしながら実際は、驚くほどに、伝わっていないもの。特に、キャリアの選択肢や働き方が多様化する中においては、キャリアに対する考えは外部環境の影響を受け、日々変わると言っても過言ではないくらいです。そのような環境の中、上司部下の関係においても、上司は部下の”今”と“この先”のキャリアに対する考えを理解し、自身の期待をはっきりと伝える。一方、部下も”今”と“この先”のキャリアについての自身の考えを明確に伝えることが大切です。

「上司からの期待を感じる」だけで、管理職志向が上がるというデータもあります。

お互いがしっかりと言葉で期待を伝え、語り合いたいものです。

学力と学び力

2019年11月04日

 子供の頃の我々が求められていたものの一つが”学力”。いわゆる学業で優秀な成績を求められてきました。

大人になると、ここにもう一文字が加わります。”学力”から”学び力”。

私の解釈では、学び力とは、自分が五感を研ぎ澄まし、見えるもの、聞こえるもの、感じるものすべてから学び取ろうとする力。

あの松下幸之助さんの有名なお言葉の一つにも「そらな、風の音からでも学ぶんや。」とあるように、学びのスイッチが入っておられる方にとっては、全てが材料となるのです。

先日拝見したある受講生の方の受講アンケート。一日の講習の中で、当方の講義のみならず、他の受講生の方々、そして教室全体から、ここまで多くの気づきを得られているのかと、最早感動するくらいのものでした。

自戒したい姿勢です。

ボスマネジメント講演

2019年10月27日

 お客様先で、「ボスマネジメント」についての講演をさせていただきました。

このテーマは、当方が常に注目しているものですが、組織の人員構成の多様化に伴い、根強くご要望いただいているものです。

上司といえば、”自分より年齢もキャリアも上。何を聞いてもご指導くださる豊富な知識。人としても信頼、尊敬でき、かつ価値観も同じである。 ” 我々が抱く上司の典型的なイメージは、どんどん変わってきています。

キャリア入社で自業界については、全く知識をお持ちでない上司。一回り以上年下の上司。そもそも外国人の方で価値観や労働観が違う。勤務場所が海外と日本に分かれてしまい、年に数回しか直接会えない 上司等。その有りようは様々です。

その中でいかに関係構築をし、組織としてのwinwinを手に入れていくのか。 何か一つでも明日から実践に活かしていただきたく願います。

女性のためのマネジメント講座 第4期 開講しました!

2019年10月19日

 いよいよ第4期のMBAスタイル 女性のためのマネジメント講座がみずほ総研様にて開講されました!

この講座も早や、4期を迎えます。元々の構想は、なんと14年前!当時はどなたにお話に伺っても

「そうだねー。女性にもマネジメントが必要だろうけど、まだ早いよねー。」と各所で一笑されてきたことが、今となっては懐かしい思い出です。

今回も日本全国から精鋭の女性の方々が集まって下さいました。中には、受講申し込みにあたって社内で選考試験があり、それにパスしたから参加ができたというお話もありました。

そして、この講座ならではの嬉しいお話が、過去の受講生の方々からのご紹介で参加くださっている方々がいらっしゃるということ。

こうしてタテの繋がりも育まれ、ますます女性間のネットワークが広がっていくことが、これからも楽しみです。

リスクマネジメント

2019年10月12日

 大型台風が日本に接近しております。

早々に新幹線は運休を決定し、次々と在来線も運休に入ろうとしております。もしかしたら大丈夫かもしれない。しかし、万が一を考えると・・・リスク判断はいつも困難が付きまといます。

折しも、企業様のマネジメント研修が続きました。マネジメントのミッションは、いかにリスクを回避し、最大の成果を出すか。そのために、組織や人材に働きかけていかねばなりません。限られた情報の中、GoかNot Go か、マネジメントが迷った際には立ち返る場所は、いつも、企業理念であり、行動指針です。自社の価値観に立ちかえることで、自ずと答えは見えてきます。それだけにマネジメントは、組織の隅々まで、企業理念を落とし込み、日々の行動に繋げていかねばならないのです。

ふくい管理者養成塾 2019

2019年10月06日

 福井の中小産業大学様にて、管理者養成塾に登壇させていただきました。

昨年まで、“平成塾”と呼ばれ親しまれてきたこのコースでは、地元の各企業からの選抜メンバーの皆様が、丁々発止、議論を重ね、課題に取り組みながらリーダーシップを磨いていくというものです。

当方が登壇させていただいたのは、まさに最後の講義だったのですが、例年にも増して皆さんの積極的な姿勢・高いリーダーシップには感心することしきりであした。

中でも印象的でしたのが、皆さんが一様に“このコースが終わることが寂しい。”とおっしゃることです。忙しい日々のスケジュールの中で、課題をこなし、研修に参加することは容易なことではありません。それにも関わらず、“このメンバーで学ぶ機会が終わってしまうことが寂しい”という発言。

リーダーのこの姿勢こそが、職場メンバーにとって最高のロールモデルとなることでしょう。

新入社員のその後

2019年09月28日

 そろそろ9月も終わろうとしています。毎年、この時期になると 話題に上がってくるのが、今年の新入社員の方々の動向です。

最近の傾向として、売り手市場の求職市場を反映してのことでしょうか、若年層の離職率が高まる一方という動きが見られます。入社3年以内に退職される方々の割合が、中学卒の方で7割・高校卒の方で5割、大学卒の方で3割という状況が753退職と呼ばれてきましたが、3年以内どころか、入社1年以内に退職される方々の割合が高くなってきている というのです。

それだけに、新入社員を指導される方々の責任やプレッシャーも生半可なものではありません。OJT制度が徹底している会社ほど、立派なOJT計画書を作成し、計画に沿った指導に苦労しておられますが、何より大切なことは、目の前の新入社員の方々に向き合うこと。計画を軌道修正する勇気を忘れてはいけないのです。

メンヘル製造機

2019年09月22日

 先日最終回を迎えた人気のテレビドラマの中で、主要登場人物のひとりが“メンヘル製造機”と呼ばれていたそうです。

関わる女性をことごとく夢中にして、精神的に追いやってしまう彼を表現しての言葉だそうです。更には、“彼につぶされた屍”と言う言葉さえ使われていたとのこと。

メンタルヘルスについての話題がここまで日常化していることに、改めて驚きを感じました。

職場においては、相も変わらず部下をメンタルヘルス不全に追いやってしまうメンヘル製造機こと、“メンヘル上司”のお話をよく伺います。これだけ、メンタルヘルスマネジメントの重要性から、ハラスメントのリスクが訴えられていても、現場では悩みが絶えないのが実情です。

メンタルヘルスマネジメントにしても、ハラスメント対策にしても、唯一の特効薬があるわけではありません。一人ひとりが意識を持ち、行動を変えない限り結果は変わらないのです。

とは言え、行動の変化は、必ずや効果を発揮します。まずは、意識して実践すること。愚直な積み重ねに勝るものは無いのですから。

台風襲来

2019年09月15日

 千葉県を中心に猛威を振るった今回の台風。まだ停電が続いている地域もあるということで、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

そんな中、月曜日は長野県で、火曜日は東京で公開セミナーがありました。

大阪から移動する当方にとっても、台風の行方はとても気になる所でしたが、幸い日曜早くに移動をしたおかげで、両日共に会場には無事到着することができました。一方、受講生の方々ですが、ご参加いただけるものか心配しておりましたものの、お一方も欠けることなくご出席くださいました。

お話を伺っていると、リスクをヘッジして、早めの移動をしてくださった方、わざわざ会場近くに前泊してくださった方など、学びへの姿勢には感服致しました。苦労して身に付けたものは、必ずや花を開くに違いありません。

その後の女性活躍

2019年09月08日

 すっかり浸透した感のある女性活躍推進法ですが、その進捗状況はまだまだ厳しいものがあります。

特に多くお伺いする声は、周囲の支援の熱の違いです。積極的に女性活躍支援をしてくださる上司の方々もいらしゃる半面、 そうでない方々が少なくないというのです。

先日も、ある企業様で上司の方々向けにお話をさせていただきました。こちらの企業でもなかなか目標の到達が難しい状況にあるのですが、驚いたことには多くの上司の方々が“自分だけは、十分支援ができている”とおっしゃることです。

具体的にどんな支援なのか、逆に、これから更にどう向き合っていくのか。多くのディスカッションを重ねる中で改めて、「遠慮と配慮」について考えさせられました。

女性社員のキャリアの事を考えたくとも、セクハラを懸念する余り、本人の状況や考えを上手く聞き出すことができないという遠慮。しかしながら、本人の意向を理解しなくては、キャリア開発支援などできません。そこに求められるのは、遠慮ではなく、こちらの希望を伝え、先方が語りやすい状況を作り出す配慮なのです。

今一度、上司の方々に振り返っていただきたい日常のマネジメントです。