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初めての管理職

2020年11月01日

 管理職昇格者の方々への研修を実施させていただきました。

会社員生活において、管理職となり、部下を持ち、組織業績に責任を持つというのは、大きなターニングポイントです。

特にこちらの企業様では、管理職昇格への道のりが大変厳しく、難関をくぐり抜けた顔ぶれは、いずれも高いモチベーションに裏打ちされた魅力的なものでした。

一方、この所、しきりに取り上げられるのが、若年層における管理職志向の低下です。管理職になった一番の理由は、自ら望んでよりも、”上司に説得されたから仕方なく”という答えが、最も多いというアンケートを見たことさえあります。

今回、昇格された方々におかれましては、もちろん、そのような後ろ向きな方はいらっしゃいませんでしたが、管理職への不安を抱かれていらっしゃる方々は、少なくありませんでした。これまでとは、大きく立ち位置が変わるのですから、当然のことです。だからこそ、新たに昇格したメンバー間で、管理職とは?自分のミッションは?これまでとの違いは?等を喧々諤々語り合う。この気づきに嘘はありません。

コロナ禍のストレス対策

2020年10月31日

 久しぶりにオンラインではなく、対面の公開セミナーに登壇させていただきました。

SMBCCさんにて、ストレスマネジメントがテーマのセミナーで、満席での御聴講をいただきました。

今や、働く方々の6割近くがストレスを抱えていると言われていますが、残念ながらコロナ禍以降、ストレスを感じる方々が更に増えているというデータが発表されました。その理由で挙げられているものは、感染への恐怖、隔離の不安に並んで、孤独感があります。

特に顕著であるのが単身で生活をされておられる方々で、テレワークに移行したことで、全く人との対面での触れ合いが無くなっているというケースが少なくないようです。確かに、買い物に出かけたところで、今や、無人レジがありますし、そもそも、ネットショッピングが主流ですから、買い物の機会さえ無いというのも、珍しくありません。

オンライン会議では、どうしても“遊び”や“ゆとり”が削がれてしまいます。もちろん対面とは比較にはなりませんが、それでも、やはり他者とやり取りができること、繋がりを実感できることは、我々が心の安寧を得るためには、欠かせないものです。“愛情の反対は、無関心”と言われたのは、マザーテレサですが、誰かに関心を示していただき、自分も関心を持つ機会を、意識して持つ必要を改めて感じています。

半沢直樹が教えてくれたこと

2020年10月23日

 大変な人気のうちに最終回までの放映が終了した、テレビドラマ「半沢直樹」。特に今クールの放映では、ビジネスパーソンが圧倒的に支持をしていたという記事を散見しました。

ドラマの影響というものは大きく、放映中より、理想のリーダー像の話になると、半沢直樹自身の名前を挙げる方は少なくなく、また一方、周りの悪役陣をNGリーダーとして例える会話をよく耳にしました。

中でも印象に残っていたのが、ある女性リーダー研修での一コマです。

理想のリーダーは、半沢直樹だけでは、物足りない。もう少し他者を思いやり、ポジティブに逆境を跳ね飛ばす雰囲気が欲しい。それはつまり、半沢直樹の奥様、花ちゃんだというのです。

彼女の「生きてれば何とかなる」という名セリフ。逆境においても、こんな一言で、リーダーが空気を変えてくれたら・・というお話でした。

リーダーシップの発揮において、リーダーの言葉の持つ意味合いは、果てしないものだけに、部下の心をつかむひと言は、値千金ですね。

寿退社

2020年10月17日

 若手の方々を対象にキャリア研修を実施させていただいた時のことです。

「昔の方は、結婚すると仕事辞めなきゃいけなかったんですよね?」ある受講生さんから、こんな質問がありました。

昭和では、当たり前に聞かれていた「寿退社」という言葉。結婚と同時に女性が退職を選ぶことを表現していました。自分が社会人になったころも、寿退社は当たり前の女性のキャリアの築き方であり、むしろ、結婚後も働き続けることは、マイナーな道。そのためには、数多の障害と向き合う必要がありました。

時は流れて、今や、DEWKS=Double Employed with Kids=共働きで子供を持つ が主流です。男性が育児休暇を取得することも、すっかり推奨されるようになりました。

選択肢がますます豊かになっている中、結局、自分にとっての最善の答えを知っているのは、自分だけ。

「答えは、あなたの中にある。」今も変わらぬキャリア開発の神髄です。

アンコンシャスバイアスに向き合う

2020年10月11日

 ダイバーシティマネジメントを進めるにあたっての、キーワードの一つが「アンコンシャスバイアス」。無意識の偏見と言われるものです。

自分では、全く意識していないため、口にしてしまう一言が、相手や自分の行動にブレーキを掛けてしまうことがあります。

「経験が無いから、ちょっと無理だと思うけれど・・・」部下がチャレンジを申し出たときに、つい口にしてしまう、この一言。”成功のためには、経験が必要である”という偏見からの発言です。この偏見により、部下は、成長のためのチャレンジの機会を失ってしまいますし、場合によっては、上司を“理解の無い人”と受けとめかねません。

何と言っても、アンコンシャス=無意識だけに、なかなかこのバイアスには気づきにくいものです。特に、日本は世界でも珍しいほぼ、単一民族の国。考え方や価値観も極めて同質性が高いと言えます。それがゆえに、自分にとっての当たり前=世の中の常識と解釈してしまっているのです。

アンコンシャスバイアスに気づくには、まず異質に触れることです。異なるものの見方、感じ方に触れることで、自分の当たり前が全てではないことに気づく。ダイバーシティマネジメントの第一歩です。

オンライン ハラスメント

2020年10月04日

 セクハラ・パワハラ・マタハラ・アカハラ・・・と、ハラスメントに関わる事象は、後を絶ちませんが、最近、耳にするようになったハラスメントの一つが、”オンライン” ハラスメントです。

具体的には、ZOOMなどのオンラインで仕事をしている際に、画面に映りこんでいる相手の自宅の様子に言及することで、不快感を与えてしまうことを指すそうです。良かれと思って口にする「素敵な部屋ですね。」、「カーテンの色が良いですね。」といった言葉さえ、受け取り手によっては、聞きたくないひと言になっているというのです。

実際、オンラインでの業務時の注意事項として、社内で文書通達されておられるケースも、少なくありません。

やり過ぎ感を持たないわけでもありませんが、対面と違って、いわゆる空気感や雰囲気が伝わりにくく、言語そのものの印象が際立ってしまうオンラインコミュニケーションならでは、と言える悩みです。自衛策として、ビデオを常にオフにすることを推奨される弁護士の先生方もいらっしゃいます。

個人的には、オンラインと言えども、やはり相手の表情を確認しながらコミュニケーションを取りたい自分だけに、改めてこの機会に、自戒したいと思います。

202030

2020年09月27日

“202030”と聞かれても、もうピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。

2016年に安倍政権の主要施策の一つとして、女性活躍推進が挙げられた際、ターゲットとされた女性の管理職比率です。

2020年までに女性の管理職比率を30%にしようを表現する”202030”でしたが、残念ながら、2020年を迎えた今も、女性管理職比率はせいぜい10%強の状態です。先日の新内閣の顔ぶれをみても、まだまだ男性中心の組閣であったことも記憶に新しいところです。

30%という目標数値と遠く乖離しているばかりか、今や、コロナ禍の影響により、女性活躍推進は、また遅れをとると言われるようになってきました。

そもそも女性活躍推進は、多様な人材が活躍できる機会を提供し、結果として従業員のモチベーションが上がったり、離職率が低下したりといった組織へのプラスの影響もたらすものであり、更には、多様な視点と発想が加わることが、プロダクトイノベーションやプロセスイノベーションに繋がり、ひいては企業価値向上をもたらすものです。

コロナウィルスの影響で、企業の経営状況が厳しいから後回しにしようではなく、だからこそ、取り組むべき課題に他ならないのです。

経営状況が厳しい時こそ、最大の力を発揮するのは人的資源なのですから。

Amazon 2位でした!

2020年09月22日

 この度上梓しました「部下を自立させる女性上司の仕事習慣術」ですが、皆様の暖かいご支援のおかげで、Amazonのビジネス本ランキング(マナー部門)で早々に、2位となりました。

皆様のお気持ちに改めて、この場を借りてお礼申し上げます。本当に有難うございます。

早速、様々な感想もいただき、感謝しております。

自分でも意外であったご感想が、「男性上司にも読ませるよ。」というお言葉でした。タイトルに女性と大きく銘打っておりますので、なかなか男性の方は手を伸ばしにくい一冊かと心配しておりましたが、部下育成のエッセンスはもちろん男女関係なく不変のものが溢れているだけに、嬉しいお言葉です。

この本の特徴は、どこから開いても読んでいただけるようなつくりになっていることです。目次も細かく設定しておりますので、ご関心をお持ちいただけた頁からお目通しいただければと存じます。

「部下を自立させる女性上司の仕事習慣術」

2020年09月08日

 この度、新作「部下を自立させる女性上司の仕事習慣術」が上梓となりました。

かねてより、女性上司の方々への気軽な入門書を書きたいという思いが結実した一冊です。本来なら、周りの先輩上司にお伺いすれば、簡単に解決することであっても、なかなか、そのような環境に恵まれないのが、未だ女性の上司の方々の環境です。

小難しい理論ではなく、すぐ行動に反映できる30の習慣にまとめましたので、どこからお読みいただいても、即実践できる内容です。

自分自身を振り返っても、「こんな時どうしたらいいんだろう?」という悩みが毎日尽きなかった新米上司時代。同じような日常を送られる方々のお役に立つ本であることを願っております。

人間関係調整の極意~ボスマネジメント~

2020年08月30日

 福岡のNCB リサーチ&コンサルティング様にて、「人間関係調整の極意~ボスマネジメント~」についての公開セミナーを開催いただきました。

もともと6月に予定されていたこのセミナーも、コロナウィルスの影響で開催を延期せざるを得なくなったものです。

当日の会場の設営には、事務局様の並々ならぬ配慮が随所に徹底されておられ、そのプロ意識にはただただ敬服でした。

まず、講師の前には、特注で前日納品されたばかりという、巨大なアクリルボード。しかもこのボードは、可動式のため、つい動いてしまいがちな私でも安心です。コロナ禍の環境下、各所で様々なアクリルボードを拝見してきましたが、この大きさは圧巻。しかも、スタンド部分が木目調で温かみを感じられるようにという気の利いた仕様です。

受講生の方々は、十分なソーシャルディスタンスを確保したお席で、もちろんマスク着用。まめな換気に消毒にと、皆さんに集中して受講いただける環境が確保されていました。

何があっても、学びを止めてはいけない。その皆様の思いが結実した一日でした。